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2015年5月12日 (火)

ひとかけらの恩返し

私が幼少期の5年近く親代わりとして育てて頂いたご家庭が京都にありました、おじいさんは80代で亡くなるまで松茸、筍、お正月のお餅と過分なお年玉を毎年神戸まで届けて下さっていました。

無償の愛を受けお世話になるばかりの私でした。

そのお嬢様が京都から我が家にお見えになりました。

私より9歳年長です、当時小さな私はどこへ行くにもお姉さんを慕って後を付いて行っていました。

10代の少女は友人と遊びに行く時きっと私が足手まといで面倒を見るのが嫌だったと思います。

ご両親にお世話になった恩返しが出来ない今少しでも心を込めてお持てなししようと思いました。

お昼に用意したお膳

写真: p1110443

蛸ときゅうり

白ズイキの胡麻クリーム。

鳴門金時の栂尾煮

蓮根のきんぴら

筍寿司

写真: p1110439

名残の筍、蕗、ちくわ、椎茸、ちりめんじゃこ、みょうが、木の芽、錦糸卵、甘酢生姜

一口ビフカツ

写真: p1110446

玉葱、わかめ、薄揚げ、青ねぎのお味噌汁

京都では今の時期毎日頂いていた菜の花漬けを頂戴しました。

市販されている浅漬けでは無く一般的に知られていないぬか漬けです。松ヶ崎の花漬けと呼ばれる物で今では手作りなさる方は高齢です。

写真: p1090404

私達の大好物です、家人が刻んでくれました。

少しお醤油を垂らし海苔にご飯と菜の花漬けを乗せくるりと巻いて頂くと止まりません。

夜帰ってきた家人にはお昼のお料理をそのままスライドして出しました。

一口ビフカツは多めにしました。

写真: p1110452

祖母の代から京都のおじいさんが見えると美味しいお魚でお持てなししていました。祖母が亡くなってからは私が受け継ぎ同じような料理をお出ししていました。

ところが昨日伺うと大のお肉好きだと知り何十年の不覚でした。取り戻すことが出来ない失敗でおじいさんに申し訳無い思いです。

京都には新鮮なお魚が無いから喜ばれるだろうと思った自己満足だけでご迷惑を掛けていました。

優しいおじいさんは「かまへんで~美味しかったさかいに、おおきに!」と言ってくれてるでしょう。

 


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コメント

菜の花の糠漬けは珍しいですね。
浅漬けより深くつけて酸味があるほうが美味しいのでしょうか?
熱々ご飯に合いそうですね!

投稿: Kenji marumaru | 2015年5月12日 (火) 13時34分

こんばんは。厚かましくまたおじゃまいたします。
ドラマ「天皇の料理人」の最近の回で、
「まごころ」の話が出ました。
(いつもですが)今日は特に、マダムが本当に「まごころ」を持って、お料理を作られているのだな、とあらためて感じました。
それだけ気持ちを込めていらしただけに、お魚とお肉のこと、きっとすごく悔やんでいらっしゃるのでしょう。
私も、「まごころ」を持って、相手を想って、
ご飯をつくらなくてはいけない、私は自分のことばかり考えてしまいがちなので、あのドラマと、今日のマダムのお話が、ますます心に染みました。

投稿: のりまきくるりん | 2015年5月12日 (火) 20時30分

Kenji marumaruさま
かなりきつい発酵食品なので京都のすぐきがお好きな方は大丈夫かも知れませんが調味料漬けになれていらっしゃる方にはハードルが高いかも知れません。

投稿: Mikageマダム | 2015年5月12日 (火) 21時05分

のりまきくるりんさま
私も毎日は自分の食べたい物を中心に献立作りしていますよ。

お招きした以上は相手の方を想って調理しようと心がけています。それも自己満足かも知れませんが。

投稿: Mikageマダム | 2015年5月12日 (火) 21時09分

はじめて訪問します。

筍寿司とても美味しそうですね。
一口ビフカツもほんとに美味しそうです。

写真が綺麗でこんなふうに私も撮れたらいいなぁ
と関心してしまいます。

これからも楽しみにしています。

投稿: 会社以外 | 2015年5月12日 (火) 22時52分

懐かしい松ヶ崎のお話。
公家のお姫さんだった祖母が育つ時、あの頃の風習で
生まれてすぐから12、3才迄近郊の田舎の家に預けられ
たそうです。それが祖母の場合は松ヶ崎のお母さんで
本当の母親よりよっぽど親しみがあったとか、、
菜の花のヌカズケも良く聞きました。でもまだ食べた事はありません。今度日本に帰ったら是非やってみます。

投稿: 鈴木百子 | 2015年5月12日 (火) 23時51分

会社以外さま
初めまして!初コメありがとうございます。
筍寿司はとても喜んでいただけて良かったです。
お土産に筍寿司とカツを詰め合わせてお持ち帰り頂きました。

これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

投稿: Mikageマダム | 2015年5月13日 (水) 08時04分

鈴木百子さま
当時のお話をご存じの方がいらっしゃって嬉しいです!
私は生後半年から岩倉へ預けられ預かり子として大切に育てられました。
食事の時は私1人磨かれた板間でお膳を前にして座り皆は私の方を向いて土間に座っていました、私だけ白米で他の人は麦ご飯でした。

お世話になった方々も高齢で思い出話もだんだん出来なくなります。

投稿: Mikageマダム | 2015年5月13日 (水) 08時14分

昨日の雨で木々の緑が眩しいくらいに目に映りとっても気持ちの良いお天気になりました。 先日の女紋、長持の話も懐かしく拝読させて頂いていましたが、京都に預かって頂いてらしたお話はビックリしました。母は鷹ヶ峰という村だったそうです。金閣寺の裏手と伝え聞いています。 今このような形で母の事を思う事ができた事に感謝致します。

投稿: ばばちゃま | 2015年5月13日 (水) 15時33分

ばばちゃまさま
お天気なので2回も洗濯機を回しベランダは花盛りでした。

先日私が4~5歳の頃の写真をお持ち下さいました。多分貴船でバーベキューをしている様でした。私も同じ時の別のショットを持っていましたが終活で全て処分してしまいました。
そんな昔の写真を大事に取って置いて下さったことに胸が一杯になりました。
虫眼鏡を使って見ると孫に似ていました。

投稿: Mikageマダム | 2015年5月13日 (水) 19時18分

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