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2017年10月18日 (水)

秋の「弧玖」

10月の「弧玖」は特別に松茸を使ったお料理をお願いしました。

先付けは珍しいしょうげんじ茸、蟹、生湯葉のジュレ

写真: img_1318

椀物は松茸、イトヨリと銀杏のしんじょう

写真: img_1323

京都産の松茸です。

本マグロ、鯖きずし、白身

写真: img_1326

珍しい白身でしたが何だったか忘れてしまいました。

八寸

写真: img_1329

鰆の幽庵焼き、家の中は松茸とほうれん草のお浸し、きんとんに大徳寺納豆射込み、いくらとおろし、白和え、舞茸の天ぷら

写真: img_1330

カブラにきのこ、車エビを挟んで上に菊花、ジュレ掛け

写真: img_1335

1品目のジュレとは柑橘類が違います。

海老芋、南関揚げ、菊菜の炊き合わせ

写真: img_1338

松茸ご飯

写真: img_1340

秋田のとんぶり

牛肉とカブラの葉の淺漬け

写真: img_1342

赤だしは揚げた粟麩入り

写真: img_1346

クリームブリュレ、梨、巨峰、ザクロ

写真: img_1350


9月にご主人を亡くされたメンバーの方と2ヶ月ぶりにご一緒出来ました。彼女の感動的なお話を伺いながらお料理を頂きました。

毎月ご主人様とお嬢様の3名で欠かさず弧玖でお食事なさっていました、主人様はお料理を全て召し上がり何時も食欲旺盛、8月も同じくだったそうです。


8月のある日誤嚥性肺炎になりご家族の手配で緊急入院、しかしご本人の希望で直ぐ退院。3名のお子様とお嫁さまの4名がローテーションを組んで80歳のお母様を支え在宅医療、在宅看護となりました。

退院後はご家族とお食事もなさっていましたが数週間後、だんだん具合が悪くなり呼吸器が専門のドクターだったご主人はベッドで「もうだめだと思う、今まで大変お世話になりました。ありがとう!」と奥様の手を握ってご挨拶されたそうです。

89歳、人生の最後を見事に飾られました。


「今まで1言も感謝の言葉を掛けてくれたことが無い人が最後に言ってくれたのよ」と伺い感無量になりました。

その彼女は前々から予定していた甲状腺の手術をご葬儀の1週間後にお受けになりました、術後の経過も良くお元気です。

「主人が一人の時間を与えてくれたと思って感謝してるの」と言いつつ気丈な彼女の目に涙が潤んでいました。

ご主人は「貴方の手術までには元気になるからな」と優しい言葉を掛けていらっしゃったそうです、長年連れ添ったお二人の愛情の深さを知りました。


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コメント

お料理の写真がいつもにまして美しいです。
そして感動的なお話に涙が出ました。なんて立派な最期なんでしょう。お友達がこれからも一人で楽しい生活をなさることを願っています。

投稿: shokola | 2017年10月18日 (水) 09時54分

おはようございます。
ご夫婦の絆。とっても深いですね。言葉にせずとも想い合えるって素敵です。朝から心がほっこり温かくなりました。
私は一度結婚に失敗していますが(^-^;、今朝、ブログを拝読し改めて家族を持ちたいと思いました。頑張ります!


投稿: さとまる | 2017年10月18日 (水) 10時41分

松茸づくしってすごく贅沢ですね〜❤️張り込んで買った一箱を全部炭焼きで頂いた事はありますが、外食で楽しむ勇気はまだありません…。
ご友人御夫婦のお話はホロっときてしまいました。いつかは自分達にもそんな日が来るのでしょうね、今は居て当たり前、たまに居ないとホッとする愚妻です(笑)
今日は祖母の49日でした。とうとうお墓に入ってしまいました。

投稿: 桃の花 | 2017年10月18日 (水) 20時05分

shokolaさま
写真が綺麗だとしたら良いお話を伺い私の邪気が払われたからからかもしれません。
30年来毎月彼女とお食事を楽しんでいます、すでに2月まで相談して予定を入れたので彼女は大丈夫です。

投稿: Mikageマダム | 2017年10月18日 (水) 20時17分

さとまるさま
ご結婚と同時にお義母様と同居、ご苦労なさった彼女を家族の皆様がご覧になっていたので絆がより深いのだと思います。

結婚したいと思われたならチャンスはきっと直ぐ来ますよ。


投稿: Mikageマダム | 2017年10月18日 (水) 20時22分

桃の花さま
49日は故人があの世に旅経つ日3回忌は浄土にお着きになった日。現世の私たちもけじめを付けるようにとの教えだと思います。

私たちの年代は墓じまいを考えています。先日の彼女のご主人様はクリスチャンですがご先祖さまは仏教、お墓を整理なさるそうです。我が家も墓じまいに向けて動いています。

投稿: Mikageマダム | 2017年10月18日 (水) 20時29分

特別なお料理で気のおけない日常に戻るような、繕いながらも寛いだお時間が伝わってきて、なんとこころ落ち着くお話だろうと読んでいたら、呼吸器系で他界した父がよぎって左胸がずきんと痛み人間て不思議だとおもいました。
やはり在宅で送りましたが、数ヶ月、父の手を握ると湖に手を浸すように死の淵を感じて、この手を離さないと強く祈ったことが忘れられません。

食いしん坊はいいなと思うのは、いろんな食べ物につけ毎日思い出されてて、遠くの星に単身赴任で生きてるかのようです。
姉が最後に父と外食をしたのが鰻と知ったときかるくショックを受け、私はお鮨だったと教えたら、聞いてないよと言われました。

投稿: 新米シェフ | 2017年10月18日 (水) 21時42分

新米シェフさま
可能ならば在宅医療を受ける事は私の理想です。
お父様はお幸せな最期をお迎えなさいましたね。
最近聞いた所に寄ると最期の晩餐に召し上がるのは鰻が多いそうです。今のところ私はお鮨です、どうぞ悲観なさらずに。

投稿: Mikageマダム | 2017年10月18日 (水) 22時00分

こちらのお店は、お料理はもちろん素晴らしいと思いますが、器が素晴らしく、お料理とのハーモニー 盛付けが綺麗で、見ていてため息が出そう~🌷

投稿: Yokko | 2017年10月18日 (水) 22時55分

はじめまして。何年も拝見しておりますが、初めてコメントさせて頂きます。Mikageマダム様のお話は、”いつかあるべき姿の自分:ロールモデル”として捉えている自分です。今日のエピソードでは涙を禁じ得ず、そしてご友人を暖かく見守るお姿に感銘を受けました。いつもありがとうございます。

投稿: Mimitsy | 2017年10月19日 (木) 02時39分

Yokkoさま
器もどんどん増えている様子です。
ご主人は繊細でセンスが良い方なのでお料理が美しいですね。

投稿: Mikageマダム | 2017年10月19日 (木) 07時19分

Mimitsyさま
初めまして!初コメありがとうございます!
友人とは30年近く毎月一緒に食事とおしゃべりを楽しんでいます。私のお手本としている彼女、2月迄食事会の予定が決まっています。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

投稿: Mikageマダム | 2017年10月19日 (木) 07時23分

こちらこそどうぞよろしくお願い致します。拙コメントにお返事頂いて感激です。時差のある場所からなのでタイミングが遅れてすみませんでした。

投稿: Mitsy | 2017年10月21日 (土) 00時48分

Mitsyさま
わざわざご丁寧にありがとうございます!
こちらは台風が接近中です。

投稿: Mikageマダム | 2017年10月21日 (土) 20時37分

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